仕事の内容
佐束ファームでは、種まきから稲作を行っています。
佐束ファームには約70haの水田があります。
そして、種まきから刈り取り後の乾燥・籾摺りに至るまで一貫して作業を行っています。
また、稲わらを畜産飼料として提供するほか、麦やレタスなどの栽培も手掛けています。
私たちの仕事を、写真とともにご紹介します。
お米ができるまでの仕事内容
-
- 3月
-
育苗箱に稲の種をまき、ハウス内で苗をある程度の大きさまで育てます。健康な苗を育てるために、種籾を選別したり、たっぷりと水を吸わせたりします。
-
- 4月
-
水田に基肥料を散布してから、育てた苗を水田に植えます。その後、水の管理や除草剤の散布を行います。
-
- 5月
-
畔草を刈って水田を管理します。稲の根に酸素を送るため、水田に水の貯まった状態と乾いた状態を繰り返しつくります。
-
- 6月
-
畔草刈りや中干しを行います。中干しとは水田を乾かして茎が増えすぎるのを抑制することです。
-
- 7月
-
稲が開花の時期を迎えます。「いもち病」やカメムシの被害がおこらないように防除を行います。
-
- 8月
-
成熟した稲を刈り取ります。稲を収穫しやすいように、事前に排水溝を開けて水田を乾かしておきます。稲を収穫後、乾燥・籾すりを行います。
その他の仕事
-
春から秋は水稲栽培ですが、冬の期間には稲作に関わる作業がないため、麦を栽培しています。
-
レタス栽培はまだまだ初心者です。技術不足で歩留まりが悪く赤字の状態です。
-
稲作で生じる「稲わら」を畜産農家に販売しています。稲わらは肉牛の肉質向上に必須の食ベ物です。
-
地権者を主にした地域の方、友人・知人等多くの方にお米を買ってもらっています。年間分をまとめて買っていただき、食べるまでは弊社の冷蔵庫へ保管。食べる時は取りに来ていただき、無料の精米機で精米してもらっています。
-
草刈りは地域の方にも支援していただいています。面積が広がると農業者だけでは草刈りが難しくなるため、畦、溝、農道、ため池の草刈りを色々な団体の方がお手伝いしてくださっています。
-
2014年、佐束地区の皆さんにお集まりいただき、今後の農業の在り方について議論しました。その際、耕作者の皆さんに前に出て1人ずつ意見を発表していただきました。これが佐束地区の農地を次世代へ引き継ぐ活動の原点です。
-
佐束小学校の5年生を対象に授業として「もち米の種播教室」を開催。子どもたちが農業についての理解を深めるよい機会です。
-
岩滑の子どもたちを対象に「正月飾り教室」を開催。正月飾りのしめ縄を作ります。お正月には各ご家庭の玄関先にお子様の手作りのしめ縄が飾られます。